「映画とファッション」なんて御大層なカテゴリを作りましたが、私の備忘録と映画内のファッションにうっとりするコーナーです。
しかし映画っていうのはやることが沢山あるときに限って観たくなるのはなぜなんでしょうねー。
昼顔(1967年)監督ルイス・ブニュエル
外科医の妻で何不自由なく暮らすセブリーヌは幼いころに受けた性的虐待が原因で尊敬し愛する夫の要求に応えられず苦悩します。
と同時に屈折した性への欲望を持ち、それを抑えきれなくなったセブリーヌはついに夫のいない昼間だけ”昼顔”という源氏名で娼婦として働き始めます。
様々な性癖をもつ男たちの欲望に応えるうち、自身の性の解放を覚え、夫との関係も良好になっていくが、ラストは・・・。
これ以上は書けませんが若きカトリーヌ・ドヌーブの美しさと60年代のファッションとインテリア、昔のパリの街並みを観るだけでも価値があります。




現実と回想と妄想が激しく交錯するこの映画。
若いころに観たときはさっぱり分かりませんでしたが今改めて観ると色々と考えさせられます。
何度も観かえしたくなる名画。まだの方は是非。
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