お客様のKさんから「かぬまさん、今無料動画のGYAO!で『ファッションが教えてくれること』が観られますよ!」ってメールをいただいたので「どれどれ?あ、ほんとだー、ちょっとだけ観ようかな」とクリックしたが最後。
スマホなのに一気に観てしまいました。
ヴォーグ9月号(特大号)が発売されるまでのドキュメンタリー映画。
ヴォーグに関わる人たちの真剣な仕事ぶりにゾクゾクします。
ものづくりって素晴らしい!
GYAO、久しぶりに観たけど今はすごく見やすくなってるんですね。
『ファッションが教えてくれること』は来年1月13日まで観られますよ~
Kさん、ナイスな情報ありがとう(^O^)/
先日映画イヴ・サンローランを観てきました。
内気で繊細な天才デザイナーイヴを演じるのはピエール・ニネ。
すらっとしてカッコよくて本人にそっくりです。
ブランド公認映画だけあって衣装にイヴ・サンローラン財団所有の本物が使われています。
ディオール時代の作品と66年のスモーキングが観られて眼福でございました。
そして収集していた美術品の数々とマラケシュの別荘、こちらもうっとりするくらい綺麗です。
今年は60年代ファッションがトレンドのひとつです。
わたしもこの時代のファッションが大好き。
たっぷり堪能してきました。
そうそう、60年代といえば先日コートのリメイクをお願いしに行って来たんですよ。
その話はまた明日~
「映画とファッション」なんて御大層なカテゴリを作りましたが、私の備忘録と映画内のファッションにうっとりするコーナーです。
しかし映画っていうのはやることが沢山あるときに限って観たくなるのはなぜなんでしょうねー。
昼顔(1967年)監督ルイス・ブニュエル
外科医の妻で何不自由なく暮らすセブリーヌは幼いころに受けた性的虐待が原因で尊敬し愛する夫の要求に応えられず苦悩します。
と同時に屈折した性への欲望を持ち、それを抑えきれなくなったセブリーヌはついに夫のいない昼間だけ”昼顔”という源氏名で娼婦として働き始めます。
様々な性癖をもつ男たちの欲望に応えるうち、自身の性の解放を覚え、夫との関係も良好になっていくが、ラストは・・・。
これ以上は書けませんが若きカトリーヌ・ドヌーブの美しさと60年代のファッションとインテリア、昔のパリの街並みを観るだけでも価値があります。
現実と回想と妄想が激しく交錯するこの映画。
若いころに観たときはさっぱり分かりませんでしたが今改めて観ると色々と考えさせられます。
何度も観かえしたくなる名画。まだの方は是非。